丹後半島の魅力
美しい海
丹後の海は、ただ水やビーチが綺麗なだけでなく、光や風、あるいは人や生き物とともに描き出される光景にも「美しさ」を宿しています。
ゆえにここには、ダイバーやサーファー、あるいはフィッシャーマンなどのマリンスポーツを楽しむ若者から、カメラやスケッチブックを抱えたシルバー世代まで、老若男女を問わず、海を愛する多くの人が訪れます。
2010年の秋には、そんな丹後の海が、鳥取・但馬とともに世界ジオパークに認定されました。
世界ジオパークのジオスポットに指定された「立岩」。道の駅からは徒歩でその前まで行くことができます。
海の幸・山の幸
丹後の一番の名物は松葉蟹。
例年11月初旬から3月下旬の解禁期間には、多くの観光客がカニ料理を目当てにお越しになります。
海鮮食材はカニだけでなく、アワビやカキなども有名ですが、夏はスイカやメロンも収穫されます。水はけのよい丹後半島の砂丘地帯で栽培されるスイカは、糖度が高く、京都府一の生産高を誇ります。
意外に知られていないのが京都牛。松阪牛の素牛の生産地は、すぐお隣の但馬です。
松葉蟹の最高級ブランドで知られる間人(たいざ)。港は道の駅から車で5分ほどのところにあります。
豊富な温泉
久美浜の近くには約1300年の歴史を持つ城崎温泉があり、鳥取側の湯村温泉や、はわい温泉と同じく、京都側にも海岸沿いに小さな温泉町が点在します。
大昔の丹後半島は、大陸と地つながりでしたが、火山活動によって日本海が生まれ、現在のカタチになったそうです。地下深くには今もマグマが残り、その地熱が各地に温泉を生み出しています。
丹後半島には、たくさんの日帰り温泉施設が点在しており、それぞれに泉質が異なります。